日本最古の書の一つである『出雲国風土記』(718年)には"日本の温泉の風景"についての記述が残されています。
「川の辺に湯出づ。(中略)男も女も老いたるも若きも、或は道路に連なり或は海中を洲に沿ひて、日に集ひて市をなし、乱れまがいて宴をす。一たび濯げば、形容端正しく、再び沐すれば、万の病悉くに除ゆ。(中略)故、俗人、神の湯といふ。」
<現代語訳> ”海に近い川辺に温泉が湧き、老若男女とわず毎日の様に列をなし、市が開かれ、宴会があちこちで行われている。一度お湯に入れば見た目麗しくなり、二度入れば様々な病気が治るので、人々は「神の湯」と呼んでいる。”
この古の文章は、1300年の時空を乗り越え、人々が現代と同じように温泉を楽しんでいた様子を現代に活き活きと伝えます。
今回、 日本入浴協会では、この”日本人と温泉の最古のメッセージ”の舞台である島根県「玉造温泉」現地を訪ねます。
1日目は、神話と日本の古代史に関するレアな講座→専門家のガイドで風土記の面影を残す温泉街と温泉神社を訪問→西日本最大の源泉かけ流し露天風呂へ!
2日目は、”国引き神話”の舞台となった宍道湖周辺で、神話ハーブ散策講座!
日本のお風呂文化のルーツの地で、文字通り”浸り”まくりましょう。
"日本人の宝の習慣"お風呂のルーツは「温泉」そして神に接する前に身の穢れ(けがれ)を浄める「禊ぎ」です。
今回の旅先、玉造温泉がある出雲市は"国造り/国護り/国引きの神話"が残る神のエリア。「神無月」の11月を出雲地域のみ「神在月」と称すのは、全国の神々が翌年の会議の為に出雲大社に集まるから。
今回の旅のウリは、一日目に開催の2人の専門家によるお風呂/神話/古代史/和ハーブをキーワードにした講座です!
第一部では「記紀」「風土記」等の神話や古文書の専門家が、お風呂と神話の様々な繋がりをお伝えします。
第二部では同じく神話や古文書に登場する植物を切り口として、これまでの古代史の”意外な真実”にメスを入れます。
古代史、お風呂において、今までに無いレアなお話が聞けますよ!
(予定) |
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9月26日(金) 13:15 |
現地集合・受付 「玉造温泉ゆーゆ」会議室 |
13:30~14:30 |
【特別講座❶】出雲神話&禊ぎ&日本のお風呂文化の深いお話 講師:前田みのり (出雲神話ガイド/和ハーブフィールドマスター) |
14:30~15:30 |
【特別講座➋】古文書や神話に書かれる植物から紐解く古代史新説 講師:古谷 暢基 (医学博士/入浴協会理事) |
15:40~16:20 |
玉造温泉散策&温泉神社参拝 1300年の歴史、出雲風土記に記録される 街並みと温泉をガイドの解説付きで |
16:45~18:30 |
玉造温泉入浴タイム(自由時間) ※宿泊者は西日本最大の露天風呂『長楽園』の入浴券をご準備します。 他の日帰り温泉に行くことも可能です。 |
19:00~21:00 |
夕食兼懇親会 (オプション) |
9月27日(土) 8:45~9:45 |
【特別講座❸】出雲神話ハーブ散策 講師:古谷 暢基 (医学博士/入浴協会理事) |
10:00 |
解散 |
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参加費 (税込) |
一般25,800円 会員23,800円 ~『出雲和ハーブ塾』参加の方は、上記よりさらに1,000円割引いたします!~ |
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最低催行人数 |
10名 |
キャンセル ポリシー |
1)講座日より15日前の解約のお申し出につきましては解約料等は発生しません。 2)講座日より14日前~7日前の解約(キャンセル・欠席等)お申し出につきましては受講料の50%をご返金します。 3)講座日より6日前~当日の解約(キャンセル・欠席等)お申し出につきましては原則として返金致しません。予めご了承ください。 ※上記ご返金はお振込とし、振込手数料を差し引かせて頂きます。 |
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